平成26年度の函館上湯川保育園での食育指導の紹介 その3

 

食べることは生きる事~心と体の栄養の為に~


少しづつですが、園児たちの給食の時間献立について話す様子が増えたり、汁物が清まし汁なのか味噌汁なのか考えられるようになってきた年長児。

今回は、当園初めての取り組み&26年度の食育指導のメインである、解体ショーの様子をご紹介いたします。

いかの解体ショー  9月4日木曜 10時~

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函館市の夏の早朝、いか~いか~と移動販売車が町を巡る様子は函館ならではの夏の風物詩。
子どもたちも耳にしている様子で、いかは函館市民にはおなじみです。

ねらい

食べ物であるいかにも命があることを知ろう 生き物の命を食べて人間は生きているということに気づこう


①海に住む食べ物で、知っている物を園児に質問してみました。
→鮭・たこ・まぐろ・ほっけ  などなど沢山発言が出てきました。  どうやら魚介は好きなのでしょうね。

そこでその中で函館市の魚として定められている 「いか」 について、知らせていきました。

まず、定められるくらい漁獲量が多い       「いか」


6月1日から1月までしか函館では取れない 「いか」


多くの種類がある             「いか」


を知らせます。 そして

②実物登場!

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開いて体の様子を観察です。

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 ↑ くち

開いたとたん、「わぁーーーーー!!」 と盛り上がる園児達!!
解体を進め、

01 ← め

を取り出したところ。

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「きゃー!こわい!こっちみたーー」 と恐がる子がいました。

心臓、肝臓、足(腕)目 など人間と同じものがついていることを知らせながら進めます。

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③あしの観察では年長児に触ってもらいました。

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「わっ!くっつくよ!」  「こわいーー!」と職員にしがみつく子も  「ぉ~・・」と恐る恐る優しくタッチ。


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この吸盤でエサの魚にくっついて逃がさず捕まえて食べることを伝えると、「わー食べられる?!」 と、びくびくしていました

④心臓、肝臓、足(腕)目 など人間と同じものがついていることが分かった園児が・・・

  「いかがいきものって知らなかった。生き物食べているんだね私たち。」
 
と素晴らしいことに気が付いてくれました。

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そう!
食べ物は全て生き物でその命を人間が食べて 私たちは生きているのです。

これからの いただきますは 心を込めて言ってくれることでしょう!


ありがとうと感謝の気持ちを込めて食べてこそ、命ある食べ物であるいかの役目を果たすことを伝え、おやつの時間でイカ焼きにして食べることに興味を持たせて、終わりにしました。

以上3回に渡り、平成26年度の食育の様子をお伝えいたしました。


食育・食育指導と言っても、内容・方法は様々ですが、難しく悩まずにまずは身近なこと、当たり前だろうと思う事こそ子どもに伝える事が何より重要だと考えます。
保育園がすべき食育の役割も多くあり、重要ではありますが、まずは子どもの近くにいる大人が「食」を大切に考える事が、食育を広める・根付かせる一歩かと私は思います。




私がお伝えしました

上湯川保育園/

貞信福祉会 函館上湯川保育園 栄養士  川村 恵子

プロフィール

資格:管理栄養士、中学校家庭科二種免許、調理師免許、函館いかマイスター
2007年に函館短期大学を卒業した後、東京都内の給食委託会社にて、社員食堂・老人ホーム・乳児院等の給食調理に従事 。
2010年より現施設勤務。日々、試行錯誤しながらよりよい給食づくりに励んでいる。

ひとこと

食を大切にする子どもが一人でも多く育てば、これからの日本の食と健康に関する様々な多くの問題は改善されるはずと思い、日々取り組んでおります。 より良い食生活を築くことが出来れば、きっと人生は豊かになると考えています。

日時: 2015年02月17日 12:45 |

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